告別式が終わると棺を祭壇から降ろし故人と最後の対面をします。
お別れの際には供花を棺の中いっぱいに飾っていきます。
ご遺族、ご親族、親しい友人たちによる「別れ花」の後、棺のふたを閉じ霊柩車に運び入れます。喪主が位牌を持ち、ご遺族が遺影を持って並び、会葬者へお礼の言葉を述べます。
棺を載せた霊柩車を先頭に、ご遺族の乗った車が続いて火葬場へと向かいます。基本的には、霊柩車には喪主が位牌を持って乗り、次の車に僧侶と遺族が遺影を持って同乗します。その次に故人と縁の深い人が乗る車が続きます。最近ではマイクロバスに全員が同乗するケースも多いようです。
火葬場では火葬炉の前に仮祭壇が設置され、位牌、遺影、香炉などを置いて全員が焼香、僧侶がいれば読経してもらいます。全員で合掌して故人を送り出し、炉に火が入れられます。火葬には1時間程度かかるので控え室で待ちます。その間に茶菓や酒を口にしたりします。(当社で手配いたします)
火葬が終わったら、遺骨を骨壷におさめる収骨(拾骨、骨あげともいいます)を喪主から順番に行います。長い箸を使い二人一組で一片の骨を取り骨壷におさめます。遺骨がおさめられたら火葬場から埋葬許可証が渡されます。納骨のときに必要になる書類で骨壷をおさめた箱に一緒に入れて渡してくれるところも多いようです。
仏教では亡くなってから四十九日の忌明けまで七日ごとに法要を行います。その最初が初七日で、死者が三途の川のほとりに着く日であるとされています。本来は亡くなった日を含めて七日目に行いますが、最近は遠方から来る人への配慮などから、告別式当日に行われることが多くなっています。この場合、「付七日」「繰り上げ初七日」などといいます。
平成20年10月1日現在
白木車/キャデラック | 44,740円 |
新型車/リンカーン | 36,860円 |
指定車/エステート | 28,990円 |
普通車/ | 15,850円 |
平成20年10月1日現在
特別殯館 | 177,000円 |
特別室 | 107,500円 |
最上等 | 48,300円 |
葬儀でお世話になる人への心づけについては、当社から金額を含めてあらかじめ説明いたします。具体的には霊柩車、ハイヤーなどの運転手、火葬場の係員などに5,000円〜10,000円くらいの金額を白封筒に入れて当社もしくは世話役からお渡しします。
僧侶が精進落としの席に出ない場合は、「御膳料」としてお金を包んで僧侶に渡します。これは「お車代」とは別に包むものです。僧侶が帰る際に折り詰めなどと一緒に渡すのがいいでしょう。 金額は10,000円程度が多いようです。また、一般に読経料や戒 名料といわれている謝礼(これらは「お布施」として包みます)は 葬儀後にご遺族が寺院に出向いて渡すのが本来です。